NPO法人iCareほっかいどうと子どもたちの出会い

ALS(筋萎縮性側索硬化症)をはじめとする神経難病や事故等によって四肢の機能が奪われ、さらに気管切開等により音声言語機能を喪失した患者が、意思伝達装置を導入することによってコミュニケーションをはかることは、人間としての尊厳を守る最後の砦であるといっても過言ではありません。さらにインターネットやメール通信で世界とつながることで、再び社会との接点を回復し、残された時間が豊かなものに変わります。 そうした患者が意思伝達装置を導入する際には、導入前の相談や機器の紹介、スイッチの選定、コミュニケーション機器の操作指導を行うことが必要不可欠です。iCareほっかいどうはそうした意思伝達支援活動を十数年にわたって行ってきました。 そんな活動のなかで出会った重度の障害をもつ子どもたちもコミュニケーション手段の獲得に困難を抱えていることがわかりました。 NPO法人iCareほっかいどうがこれまでの活動の中で獲得してきた意思伝達支援に関わるノウハウは、重症心身障害児と呼ばれる子どもたちのコミュニケーション支援に繋がるものと確信し、2016年札幌市西区に放課後デイばおばぶを立ち上げました。