視線入力装置を使って遊んでみよう(活動紹介)

ばおばぶにも最近視線入力を使った活動についてお問い合わせを頂く機会が増えてきました。ばおばぶでの視線入力装置を使った活動についてご紹介します。

使用しているのはtobii PCEye Mini とLook to Learn です。

 

tobii PCEye Mini では視線がPCマウス操作の代わりとなり、ゲーム操作が可能となります。Look to Learn ではゲームを楽しみながら見る(注視する)の練習を行うことができます。
なかなか体の動きを使ったスイッチへの導入が難しいと感じる子どもたちでも、スタッフや周りの様子を「よく見ているな」「目力があるな」と感じることがあります。このような子どもたちには先ほどの機器を使用し、見ることで画面が変化する遊びを楽しみながら、見る力を育てて操作できる楽しさに気づいてもらえたらと考えて取り組んでいます。

ただし、はじめから視線による操作や選択だけを目的にしないように注意して活動しています。就学期の子どもたちは伸び盛りでもあり、去年難しいと感じたスイッチや機器でも今年に入ってチャレンジしてみると楽しめたり使えるようになる事もみられるためです。

将来何らかの支援機器やコミュニケーション手段を獲得してばおばぶを卒業してもらえるように、活動内容はできるだけ偏りなく、様々な機器の入力方法や使い方を楽しみながら試したり練習してもらいたいと考え活動しています。

iCareほっかいどうでは様々な入力装置や意思伝達装置についての相談・導入のお手伝いを行っております。ばおばぶで使ってみることで最適な機器や入力装置が見つかり、家庭や学校でも使えるようにお手伝いさせて頂きます。

新年が始まりました

2019年、今年もよろしくお願いいたします。

冬休み期間中のばおばぶは、調理実習で「どら焼き」を作ります。

まずはどら焼きのお話を読んで気分を盛り上げます。

泡立て器を上手に持って混ぜ混ぜ

落下装置を使って、ホットプレートに生地を投入!

シャクライ君にはフライ返しを持ってもらいました。
それぞれ使いやすいスイッチを使って、片面が焼けた生地をひっくり返します。

上手くひっくりかえるかな?

北海道産小豆を挟んでラッピングをすると、立派などら焼き!!

甘い匂いにお口をもぐもぐするお友達もいましたね。
普通のどら焼きや白いどら焼き、みんなお家で家族と一緒に味見してみてね。