ばおばぶでは子どもたちが日々楽しみながら支援機器に触れていけるよう、様々なおもちゃや機器を用意しています。
VOCA機器
VOCA(Voice Output Communication Aidの略)を利用して、お友達やスタッフに声をかけたり、経験したことや気持ちを伝える活動を行います。
ばおばぶを利用する子どもたちにはそれぞれ自分専用のVOCA装置を持って頂き、家庭でも楽しんで使っていただけるように取り組んでいます。
各種プッシュスイッチ
市販されているおもちゃもスイッチと接続すれば自分で動かして遊ぶことができます。自分でも「やってみたい!」「動かせた!」という気持ちを育むために、楽しみながら意欲を引き出す活動を取り入れています。
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「おむすびころりんゲーム」
PC画面のおむすびの画像を見ると上からおむすびが転がってきます。
ピエゾニューマティックセンサースイッチ PPSスイッチ
押す力が少し足りない場合は圧電素子(ピエゾ)と空圧のセンサーを使っておもちゃを動かしたり、PCの操作することも可能です。
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顎の動きを使ってピアノ演奏を行う様子です
視線入力装置
ばおばぶでは視線入力装置を使った遊びも体験できます。見ることで画面や音が変化したり、おもちゃが動いたりする経験を重ねることは、将来使える支援機器の選択肢を広げる事に繋がります。
コミュニケーション機器
子どものペースに合わせ、絵カードや文字によるコミュニケーションを補助する機器を使って自分の気持ちを確実に伝えられるような活動を行っています。写真のファインチャットは、代表的なコミュニケーション機器です。
その他の機器
重度心身障害のある子どもたちは受け身の経験が多いと言われていますが、様々な機器を使用しておもちゃを動かしたり、タブレットを外部スイッチで操作する体験は、自分でも操作できる事への気づきと楽しさに繋がります。
ばおばぶではここに掲載している機器以外にも数多く支援機器を取り入れております。実際に使用した経験は将来コミュニケーション機器の選択の際に役立つことと考えております。