ばおばぶの特色

放課後デイばおばぶでは、スイッチや意思伝達装置を使って、将来何らかのコミュニケーション手段を獲得できるよう、日々の活動のなかで練習を積み重ねていきたいと考えています。押したり触れたりすることから始まるスイッチですが、次第にそれによって起こる変化を楽しんだり、「どうしてそうなるの?」と疑問を持ったり、繰り返すことでできることの幅を広げていきます。これは、ばおばぶがとても大切にしていることです。

具体的にはスイッチを使っておもちゃを動かしたり、音楽を奏でたり、視線入力でゲームを楽しんだり、と日々様々な体験をしています。ばおばぶの運営母体である iCare ほっかいどうがこれまで培ってきた意思伝達支援の要素を取り込みながらスタッフが工夫しているものです。

それは、子どもたちが高校を卒業する時には、自分の意思を伝える何らかの伝達手段を持って社会に出られたら…というスタッフの強い願いがあります。伝達手段の獲得には段階があり、時間も必要です。日々の活動の中で、ゆっくり楽しくその時間を積み重ねていきながら、お子さんの成長発達に合わせた支援を目指しています。

日々の活動に関して、ご意見ご要望がございましたら、遠慮なくスタッフまでお声がけく ださい。また6か月に1度、支援計画のご提案をさせていただきます(主に1月と7月の予定)。 その際にお子さんの成長発達を一緒に確認させていただきながら、お子さんに合った支援ができる ように努めていきたいと思っています。